2012年2月10日金曜日

2012年2月10日時点でのClojure + SLIMEの環境の作り方

EmacsでSLIMEを使ったClojureの開発環境の作る方法を色々調べていたら、ググッて最初の方にヒットする日本語ブログは少し情報が古いようで、今ではもっと楽な方法が用意されていたので、ここに書いておく。

現時点で一番簡単な方法はSwank Clojureのページに書いてあるが、Leiningenの"jack in"コマンドを使う方法のようだ。
ポイントは、必要なのはclojure-modeとLeiningenとSwank Clojureだけで、SLIMEは自分でインストールや設定をする必要がないということだ。

想定環境はWindows。
最初に必要なものは、clojure-modeをインストールするためのpackage.elと、Leiningenのstandalone.jar。
現時点での最新はleiningen-1.7.0-standalone.jarだ。
Clojure本体も無くても良いみたい。JDKはもちろん必要。
 
始めに、package.elを使ってclojure-modeをインストールする。
 インストール時に6つくらい警告が出るが無視する。
package.elの使い方は他のブログ様で沢山紹介されてるので、それらを参照されたし。"package.el marmalade"等でググれば出てくると思う。

 次に、Leiningenを使ってSwank Clojureをインストールする。Leiningenの使い方も他で沢山紹介されているので省略するが、Windows環境でのポイントは、
  1. einingen-1.7.0-standalone.jarとWindows用バッチファイルをダウンロードし
  2. そのバッチファイルをPATHの通った場所に置き
  3. 環境変数に自分で作ったLeiningen用のディレクトリへのパス"LEIN_HOME"と
  4. leiningen-1.7.0-standalone.jarそのものへのパス(ディレクトリではなくて)"LEIN_JAR"を設定することだ。
そして 
lein plugin install swank-clojure 1.4.0
とコマンドプロンプトで打つと、Swank Clojureがインストールされる。

あとは、Leiningenで適当なプロジェクトを作って、その中のソースをEmacsで開いて 
M-x clojure-jack-in
と打つとSLIMEが使えるようになる。



オフィシャル以外に参考にしたページ:
http://mikiokun.blogspot.com/2011/06/table-of-contents-cygwineshellmaven.html